自己分析

”Will-Canでまとめる”自己分析のやり方

そもそも自己分析って必要??

就職活動でもやったのに、転職活動前にもやった方がいいの???

就職活動で”自己分析”をやった覚えのある方も多いのではないでしょうか。

転職する際にも自己分析は、必要なのでしょうか?
私の答えは、”人によるが、自己分析をした方が納得のいく転職ができる”です。

自己分析をやった方がいい人

・第二新卒の方
・未経験転職を目指す方
・企業選びの軸が不明確の方
・「将来何がやりたいか」、「どうなっていたいか」がわからない方

上記の方は、特に自己分析をやることをお勧めします。

なぜ自己分析をやった方がいいのか?

自分自身の過去~現在を整理・理解し、将来のありたい姿を思い描くため。」です。

具体的な将来のビジョンや、なりたい姿を明確に持っている方は、自己分析の重要性はそこまで高くありません。
しかし、将来のビジョン(今後どんなキャリアを描いて、将来どうなりたいか等)を明確に思い描けている人は、ほんの一部ではないでしょうか?

自分の過去を振り返り、
「どんなことに喜びを感じるのか?」「こだわってきたことは何か?」
「現職では、どんな出来事があり、どう感じたのか。それはなぜか?」など、
自分の過去を振り返り、自分自身を理解することをお勧めします。

就職活動の際にやった方も多いと思いますが、
・入りたい企業に合わせて、自己分析をしてしまった。
・就業経験を経て、考え・やりたいことが変わった

などよくあることなので、自分の過去を振り返り、今時点での思考を整理してみましょう!

自己分析のやり方(ステップ①~ステップ⑤)

ステップ① 経験を書き出す

幼少期から学生時代、社会人になってやってきた経験や出来事を、たくさん書き出してみましょう。
いきなり書き出すと言っても、なかなか難しいと思うので、まずは記憶に強く残っている経験を書き出してみます。

■記入例
・中3でライバルと志望校が被ったため、違う進学校に変更し、猛勉強して合格。
・高校2年時野球部で、怪我をきっかけに後輩にレギュラーを奪われる。
・怪我をした時、モチベーションが落ちていたが、同期に助けられて復帰できた。

ステップ② 心情を書き出す

記憶に残っている経験を書き出すことができたら、次はその経験をした時の心情を思い出して、書き出してみましょう。

■記入例
・ライバルに負けたくないと、常に意識していた。
・後輩に負けるのは悔しくて屈辱的で人生で一番辛かった。
・救ってくれた同期への感謝を感じ、自分も他者の課題を解決できる人になりたいという想いが芽生える。

ステップ➂ 共通点を探す(グルーピング)

書き出した経験とその時の心情から、自らがどういう人物なのかを把握します。
その際に、思考や行動の共通項を探すと、自分の思考の癖やどういう時にどんな感情になるのかなど、理解が進みます。

■記入例
・決めたことに対してまっすぐに妥協せず向かっていける
・負けず嫌いで、自分の設定した目標に届かない悔しさが原動力
・他人の困りごとを解決することにやりがいを感じる

ステップ④ Canを書き出す

Canとは活かしたい強み、克服したい課題です。
ステップ➂と似ていますが、ここでは”仕事に活かすことのできる強み・特徴”という観点で書き出してみてください。

■記入例
・経理の現場担当としてトラブルなく業務を遂行する力
・営業リーダーとしてチームをまとめること
・複雑なことを分かりやすく言語化して伝える力
・諦めずに最後までやりきる粘り強さ

ステップ⑤ Willを書き出す

最後に、Willを書き出します。Willは仕事を通じて実現したいこと、「本当に自分がやりたいこと、好きなこと、勝ち取りたいこと」です。様々な観点で書いていただきます。やりがい・スキル・給与・住まい・プライベート観点も含め、自分のありたい像を言語化してみてください。

■記入例
・人事・組織コンサルという立場から、組織の課題を解決できる人材になる
・営業リーダーとして、部下の育成に携わる
・40歳で年収1000万円
・5年後に地元の福岡に住む

まとめ

ステップ①~⑤までをまとめることで、自身の思考や、将来ありたい姿を明確にできると思います。ぜひ紙やPC上に書き出して、整理してみてください。

また、自己分析で書き出した項目が、どのようなつながりをもっているのか、転職活動の際にどのように考えるべきかは、以下の記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください!

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