面接

”通過率90%超”の面接対策

転職活動の面接に際して「何を準備すればいいのかわからない」「それほど準備しなくても何とかなる」と考えている方もいるでしょう。しかし、たとえ応募企業が求める経験・スキル・実績があっても、準備不足のために自分自身をアピールできなければ評価につながらず、不合格になるケースも多くあります。
この記事では、就職活動・転職活動を通して、計30社の面接を受け、90%以上の通過率を実現したカピ夫の、”誰でもできる面接対策”についてご紹介します!

「敵を知る!」転職活動の面接とは?

まずは面接官が「求職者のどんな点を確認し、合格・不合格を判断しているのか」を知る必要があります。

面接官は何を見ているのか?

面接対策をする前に、まずは面接官が面接で「どんなポイントを見ているのか」を理解した上で面接対策をする必要があります。
面接官は何を見ているのか?ズバリ、「定着」「活躍」です。

※こちらについては、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください!

面接で聞かれることは?

あらゆるサイトで、「志望動機」や「自己PR」、「転職理由」など聞かれると書かれています。しかし、
✔「実際どうやって考えて対策すればいいの?」
✔「質問に対する答えだけ用意すればいいの?」
✔「用意していない質問が来たら??」
など、対策の具体的イメージが湧く方少なのではないでしょうか。

ここで意識してほしいのが、「”過去・現在・未来”に分けて考える」ということです。

面接で大事なのは、「過去~現在~未来の一貫性」

面接では、「これまでどんな経験をし、何を感じており、将来何がしたいのか」、過去~現在~未来の一貫性を示すことが大変重要です。

”過去・現在・未来”の一貫性を意識せず、面接の質問に対する回答を思うままに答えてしまうと、話に矛盾が生じてしまったり、深堀りをされた際に答えに詰まってしまいます。

面接で一貫性を示し、志望企業に定着、活躍できる人材であることを証明しましょう!

”一貫性を示す”面接対策の3ステップ

ステップ① 主張の軸(過去軸・未来軸)を決める

まずは、面接を通して面接官に伝えたい事、いわば「面接の背骨」を言語化します。
(1)自己分析を通して、これまでの出来事やその時の心情、こだわってきたことを洗い出す
(2)共通する事項をグルーピングして、思考を整理する
(3)過去軸、未来軸を言語化する

<過去軸・未来軸の例>

ステップ② 「過去・現在・未来」の切り口で回答を準備

ステップ①で言語化した過去軸・未来軸を中心に、
面接の質問に対する回答を「過去・現在・未来」に分けて、言語化します。
ここでは、どんな質問も過去軸・未来軸に帰着するように回答を考えると、一貫性を示せるため、自らを最大限アピールできる面接の回答ができるようになります。

以下の面接質問事項の参考です。
過去軸・未来軸を意識して、回答を書き出してみてください!

過去

<現職の仕事内容>
〇社会人で力を入れたこと、成果を出したエピソードは?
 ・定量での実績は?
 ・大切にしていたこと(思考)は何か?
 ・何が大変だったか?
  →どう考えてどう解決したか?
 ・学んだことはなにか?

<現職の入社理由等>
〇なぜ現職に入社したんですか?
 ・なぜその軸で会社選びをしていたのか?(原体験は?)
 ・現職に入ってよかったか?
 ・入ってからできた事は?
 ・入ってからできなかった事は?

<その他>
〇強みは何か?
 ・なぜそれが強みといえるのか?エピソードを交えて教えてください。
〇弱みは何か?
 ・なぜそれが弱みといえるのか?エピソードを交えて教えてください。
 ・どう弱みに対してどう向き合ってますか?
〇最も挫折した経験は何ですか?
 ・どう打乗り越えたか?
 ・今後同じような場面に直面した時どうしますか?
〇人生を通して1番の成功体験はなんですか?
 ・苦労したことは何か?
 ・どう工夫したか?

現在

〇転職を考え始めたきっかけは?
〇なぜ転職したいか?(転職理由)
 ・その転職理由を抱いたきっかけとなる出来事は? 
 ・現職ではなぜダメか?

未来

〇志望理由は?
〇転職して何がしたいか? 社員だったらどうしたいか?
〇今後やりたい仕事していく上で、何が足りないか?
〇数年後どうなっていればこの転職は正解だったといえますか?
〇弊社に対してどんな貢献ができるか?
〇今後どういうキャリアを形成したいか?

ステップ➂ アウトプットする

「過去~現在~未来」で一貫性のある回答を用意できたらあと一歩です!
最後にアウトプット、いわば”話す練習”をします。
回答を用意したはいいものの、実際に面接になるとうまく話せない事が良くあります。私も全然ダメでした。。
考えているだけでは、うまく言葉にできません。準備した回答をとにかく話してみること、口に出してみることが重要です。
私は、3つの方法で実際に口に出して、面接の練習をしていました!
その実践した3つの面接練習方法は、以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ

転職活動において、面接は合否の9割を決めると言われています。
(あるエージェントさんが言ってました。)
準備次第で、合否は決まります。しっかりと準備をして、内定を勝ち取りましょう!

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