転職活動の全体像

転職活動の全体像は?

初めての転職活動。「何から始めればいいのか?」「どんなスケジュールで活動するのか?」など、わからない事ばかりでした。
転職活動の全体像と進め方を理解し、転職活動をスタートさせましょう!

転職活動の期間とスケジュール感

転職活動期間(活動開始~入社まで)は「3か月~6か月」が目安!

現職との兼ね合い、転職活動に割ける時間にもよりますが、転職活動期間は「3~6か月」が平均的と言われています。

しかし、この期間はあくまで目安です。
私の知り合いには、「1.5か月」で転職活動を素早く終わらせた人や、逆に「2年ほど」かけてじっくり転職活動をした人もいます。
自身が納得のいく転職ができるように準備を進めましょう!

転職活動のフローとスケジュール感

転職活動といっても、何にどれくらいの時間がかかるのでしょうか?
ここでは、転職活動期間が「3か月の場合」と「6か月の場合」の2つのパターンでスケジュール感を示してみました。

【参考】カピ夫の場合

下図のスケジュール(活動開始~入社まで4か月間)で転職活動を進めました。
就職活動ではネームバリューで会社を選んでしまった後悔があり、
納得のいく転職にするため、自己分析・キャリアの卸しを徹底的に行いました。
その結果、事前準備に2か月ほど時間がかかりました。

転職活動の5つのステップ

スケジュール感は何となくつかめたが、「実際に何をするべきなのか?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
ここでは各ステップの概要についてお伝えします!

ステップ①:事前準備(2週間~1か月)

1.自己分析&キャリアの棚卸し

就職活動でもやった自己分析。
「転職の際も必要なの?」と疑問に思われる方も多いと思います。
より納得のいく転職をするために、「自己分析はやったほうがいい!」が私の答えです。

※自己分析のやり方は、以下のブログを参考にしていただければ幸いです!

2.転職の目的、軸の整理

転職を考えるきっかけ、理由は人によって様々です。
この転職の目的、軸を考えておかないと、納得のいく選択ができません。
スキルアップしたくて、転職を考え始めたはずなのに、給与で転職先を選んでしまい、前職と同じ悩みを抱えている同期もいました。

転職活動をする中で、どの企業に応募するか”、”内定をもらった中でどの企業に入社するか”などの選択をする際に、立ち返る場所として目的・軸を整理することは大変重要です!

※詳しくは、以下のブログを参考にしていただければ幸いです。

3.転職エージェントに登録

「転職エージェントを使うべきか?」
初めて転職活動をする方は、悩まれると思います。

私は、何もわからないままいくつかの転職サイトに登録し、6名のエージェントさんとお話をして、最終的に1人のエージェントさんにお世話になり、3社から内定をいただきました。
色んなエージェントさんがいましたが、エージェントを使ったおかげで、企業の選定や選考対策を効率良く進めることができました。
一部の転職の玄人を除き、”転職エージェントを使って転職活動を進めることをお勧め”します。

※詳しくは、以下のブログを参考にしていただければ幸いです。

https://kapio-tensyoku.com/%e8%bb%a2%e8%81%b7%e3%82%a8%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%82%a7%e3%83%b3%e3%83%88%e3%81%ae%e8%a6%8b%e6%a5%b5%e3%82%81%e6%96%b9/

ステップ②:書類作成~応募(2週間~1か月)

1.転職応募先の選定

 ステップ①で洗い出した職歴や転職の目的(希望条件)を転職サイトや転職エージェントに登録しておくと、希望に近い求人が集まってくるので非常に便利です。

また、転職エージェントとタッグを組み、自分が将来なりたい姿や、働き方などをすり合わせ、自分の志向に合った企業を探すのがおすすめです。
※転職エージェントによっては、やたらめったら求人を紹介してくる方もいるので、信頼できるエージェントを見つけましょう!

2.応募書類の作成

転職では、就活時のエントリーシートの代わりに、Web上で履歴書や職務経歴書などを作成し、提出する必要があります。 
基本的に形式に縛りはありません(応募希望によっては指定があるかもしれませんので確認必要)ので、
大手転職サイトからフォーマットをダウンロードして、書き進めていきましょう。

また、形式に縛りはないとはいえ、面接官が確認しているポイントを意識して、自分をアピールする必要があります

※詳しくは、以下のブログを参考にしていただければ幸いです。
〇履歴書、職務経歴書の書き方

3.適正検査(SPI等)の勉強

就活時と同じく、転職でもSPIがあります。(実施しない企業もあるのかな??)
これ、舐めてかかってはいけません。

カピ夫は頭の方に不安があったので、
SPIの本1冊を2~3周やってから、適正検査に臨みました。
応募企業は、全て自宅で受験するSPI(WEBテスティング)だったのですが、
いざやってみると「やばい、、全然できない、てか時間がなさすぎる~。」とパニックになりました。
確立の問題で、「20140/22500」という答えを入力した時は、「何してんねん自分。絶対間違いやん。約分もできてないし。。。」と絶望したのを覚えています。

結果は何とか通過できたのですが、かなりギリギリだったと思います。。
対策本をやっていなかったら、絶対通ってなかったな。。。

※実際に私が購入してやった本は、こちらです。
一概に適正検査といっても何種類かあるので、応募企業の適正検査を調べた上で対策してくださいね!

ステップ➂:面接~内定(1か月~2か月)

1.面接準備

ここ一番重要です!!!
ある転職エージェントから聞いた話ですが、
「採用担当は、書類:面接=2:8の割合で見ている。」らしいです。
採用されるかどうかは、ほぼ面接で決まるということです!

なので、面接の対策をすることは、非常に重要です。
では、実際に何をやればいいのか?
1.面接で話すこと、質問に対する回答を言語化する
2.第三者(エージェント等)に面接練習をしてもらう
です。

特に、「1.面接で話すこと、質問に対する回答を言語化する」は、
「過去」「現在」「未来」に分けて整理することで、面接でも混乱せずに自分をアピールすることができます。

※詳しくは、以下のブログを参考にしていただければ幸いです。
〇面接準備(言語化・整理の仕方)

2.面接(2~3回)

面接で話す内容を言語化、第三者と数回面談練習をしたら、実際に面接を受けていきましょう。
ここで、私が転職エージェントと考えた面接の戦略についてお話します。

その「戦略」とは、「練習企業で本番を面接本番を体験する」です。
私は、第一志望の企業が2社ありましたが、あがり症のため、ぶっつけ本番で面接をして、失敗するのが不安でした。
そこで、「まず第二・第三志望の企業を4社受け、面接を本番形式で練習した後に、第一志望企業の面接を受ける」という戦略をエージェントさんが提案してくれました。
ぜひ参考にしてください。

ステップ④:退職準備(2週間~1か月)

1.退職の意思表明

民法の規定では、労働者は2週間前までに退職の意思を会社に伝えれば辞められるとされていますが、 退職希望日の1カ月ほど前までに直属の上司に伝えるのが一般的です。 

企業によって、退職にまつわる就業規則が用意されているはずなので、規定を踏まえて適切なタイミングで辞める意思を伝えましょう。

2.退職手続き

退職日が決まったら、退職届を出し、税金や各種社会保険の手続き、会社から貸与された備品の返却、後任への業務の引き継ぎなどを行います。新しい会社への入社するタイミングによって受け取るものやその後の手続きが変わることもあるので、設定された締切りまでに責任を持って終えるようにしましょう。

ステップ⑤:入社準備(2週間~1か月)

1.引き継ぎや退職の準備

退職手続きとは別に、仕事の引き継ぎや社内外へのあいさつなども進めましょう。
最終出社日を迎えるまでに、引き継ぎ用の資料を作ったり、後任とあいさつ周りをしたりとやるべきことは意外と多いものです。残っている有給休暇を取得するならそれもふまえて退職日と最終出社日を調整しましょう。

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